第3回

◆音楽、昔好きだった人、今好きな人、

これから好きになる人 全員集合!◆

 盛夏の候 皆様におかれましてはご活躍のことと存じます。この平成大不況の中、常々サウンドハウスをお引き立てくださる皆様には感謝して止みません。

 さて、私は誰ぞや?と申しますと店主の長女・美央でございます。嫁ぎまして3年、サウンドハウスに関して公の立場で登場するのは久々です。現在は音楽の世界には全く無縁な主人と、幼い娘との生活に没頭していますので。嫁いですぐ主人と二人初めて愛媛を離れ、ずいぶん寂しい思いもありました。優女花(以下ユメ)が産まれてからは友達作りも兼ねて「公園通い」に狂いましたが、気付けばお友達だらけ、私ばかりでなくユメも気疲れしているようでした。幼稚園が始まれば長い長い教育期間のあいだ友達に囲まれて過ごす訳ですからそれまでの最後の1年は親子で沢山楽しもう、ユメの笑顔を出来るだけたくさん見たい!と思うようになりました。ユメの得意分野を活かして何か無いかな・・・・。

 そこで現在通っているのが、某大手メーカーの音楽教室。楽器屋の娘がお金を払って他の楽器屋にせっせと通っているのは変な話ですが、音楽の世界を数年忘れていたいた私にとってここで得たヒントは大きい!とにかく歌って踊るのが大好きな母娘には大変楽しい時間なのですが、たったひとつユメに不満なのはピアノに触れないこと。美しい音を奏でる先生を羨望の眼で見つめる我が子。そこに「私(ママ)だって童謡くらいは弾けないか?」という思いも募って我が家ではピアノ購入を決心。ただ、クラシックピアノを買うのはためらいました。転勤族でマンション住まいの我々には場所をとりすぎる上、調律の問題もあります。本人のヤル気がなくモノにならないかもと思うとその割には高額すぎます。ただシンセサイザーとなると音質、外観共にクラシックピアノからかけ離れてしまう・・・。でも色んな音色やパーカッションは魅力。でもでも母娘ともに使いこなせないかも・・・。(ママはメチャ機械オンチ)迷いに迷ってあきらめかけていたところ父にすすめられたのがKAWAIの「ピコルのピアノ」でした。幼児向けに開発されたピアノですがこれがなかなかの優れモノ。まずはスタンド、椅子付きのピアノチックなフォルムに可愛い配色で子供の心をつかみます。加えて音色もバカに出来ない!タッチレスポンス機能付きでクラシックピアノの音感を程良く再現できるし、他にも約10数種類の音色を備え、更にユメを喜ばせたのが豊富なパーカッションの音でした。価格も場所もエレクトリックピアノよりもスリム、スリムムムムム。これなら本人が伸びないようならあきらめても腹は立たないし、それまででもモトがとれるだけ十二分に遊べそう・・・。

 で今、我が家では「ネコふんじゃった」すら弾けなかったパパも含めて皆で「ピコルのピアノ」争奪戦が展開されています。また、パパの誕生日には私の伴奏とユメの歌で「ハッピ−バースデー」を演奏したりと家族の行事にも役だっています。不思議なことに自分の趣味を兼ねた育児って驚くほどストレスがたまらないんですよネ。思えば今はパパやッマが子供だった頃のこととは無関係に0歳のころから幼児教育が勧められたりします。それはそれで親の方も新たな啓発があったりして面白いときもありますが、親も子もストレスをためることもあります。だから時には自分が昔、慣れ親しんだことを子供に伝えてやると親も子も思いのほか生き生きとした時間が過ごせるモノなのですね。(そこで調子にのった我が家では今度はパパの大好きなボーリングにみんなで行こうかと計画中です)

 Dear昔バンドをしていたのにすっかり封印しちゃって頑張って育児に励まれているお母さんたち。たまには親子でライブに出かけたり眠っている楽器で青春しちゃった頃の歌でも奏でてみてはいかがですか。若かった頃の思いでの匂いと共に親子で案外と楽しめそうですよ。


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